『静かなる聖域へようこそ』 誰もが、見えない場所で戦っている。 ただ、戦っている場所が、違うだけで。

「見えない鎧」を脱げなかった、かつての私とあなたへ

はじめまして。
この静かな聖域の守り人(ガーディアン)、ふじもとひさしと申します。

もしあなたが、深夜の書斎で独り、胸の内にくすぶる息苦しさの正体を探しているのなら。
この手紙は、あなたと同じ道を少しだけ先に行く男性として、そして同じ痛みを知る同朋として、あなた個人へ宛てたものです。

この対話を通じて、あなたはご自身の苦しみの構造を理解し、それを乗り越えるための新しい『知性の光』をご自身の内に見出すことになるでしょう。

【魂の羅針盤】
心当たりのある言葉に、静かに頷いてみてください。

  • 「真面目に生きてきたのに、なぜ心は満たされず、いつも空っぽなんだろう…」
  • 「職場で『男らしく』と期待されるたび、自分を偽り、どっと疲弊してしまう…」
  • 「もしかして、自分だけが社会のルールから外れた、欠陥品なのではないか…」

もし一つでも当てはまるなら、ここはあなたのための場所です。
さあ、あなたの物語を始めましょう。

ふじもと

私を50年以上も縛り続けた、『男らしさの呪縛』という名の鎧

なぜ周りの男たちは平気なんだ?
俺だけが神経質で、弱くて、
ダメな人間なのか…?

私自身、あなたと同じ道を歩んできました。
物心ついた頃から、私にはずっと聞こえている声がありました。

「情けないやつだ」

「覇気がない」

「男は強くあるべきだ」

それは、父親から、社会から、そしていつしか自分自身の内側から響く、冷たい声でした。その声に怯え、本来の繊細な心を「弱さ」だと信じ込んだ私は、いつしか分厚く重い『見えない鎧』を身につけていました。

しかし、鎧で心を守れば守るほど、内側はすり減っていきました。

他人からの評価に怯え、周囲が求める「明るく、積極的な人物像」を無理に演じては、独りになってどっと疲弊する。その繰り返しでした。鎧の中から世界を見つめる私は、いつも呼吸が浅く、胸のあたりが重苦しい。「自分の人生を生きている」という感覚がなく、心が空っぽでした。

自分を叱咤激励し、攻撃することでしか前に進めず、その結果、心と体を壊し、何度も立ち上がれなくなりました。正直に告白すると、14年間メンタルコーチとして活動してきた私自身に、専門的なカウンセリングが必要でした。

後に知ることになるのですが、この細やかな感受性は、根性や性格(気にしすぎ)などの問題ではなく、私たちの脳の『情報処理システム』が、生まれつき深く、広く、繊細に情報をキャッチするよう設計されていることに起因していました。それは欠陥ではなく、ただ『配線』が違うだけだったのです。

暗闇の中で見出した、二つの「松明」

これまでの私の人生は、その重い鎧から抜け出すための、必死の旅だったように思います。
その暗闇の旅路で、私は二つの「松明」と出会いました。

一つは、どうしようもない虚無感を抱えていた24歳の私が、書店で一冊の本を手に取り「これが必要だ」と天啓にも似た感覚で直感した、『瞑想』という東洋の静寂の智慧。荒れ狂う思考の嵐を鎮め、自分自身の内なる聖域に気づかせてくれる、静かな光でした。

二つ目は、14年前に出会った『コーチング』という、西洋の論理の智慧。複雑に絡み合った心の構造を客観的に解き明かし、未来へ向かう道筋を照らしてくれる、力強い光でした。

これらは、成功するための華々しいスキルではありませんでした。
ただ、息苦しい鎧の中で凍えていた私自身が、なんとか生き延びるための、必死の「生存戦略」だったのです。

しかし、今ならわかります。この静寂(東洋)と論理(西洋)、二つの智慧を統合する視点は、単なる生存戦略を超え、世界の見方そのものを変える『思考のOS』を手に入れるための道筋そのものでした。

そして、その新しいOSこそが、『強さ/弱さ』『理想/現実』といった二つの極の間で引き裂かれそうになっているあなたの内なる対話を鎮めるための、確かな鍵となるのです。

私は『松明を掲げ道を示す者』

  • あなたの「繊細さ」は、克服すべき弱さではありません。
  • それは、他者の痛みに深く共感し、物事の本質を見抜く「才能」です。
  • 私のこれまでの苦闘は、あなたの道を照らすための必然的な軌跡でした。

長い時間をかけ、私はようやく理解しました。
私を苦しめてきた「繊細さ」は、克服すべき弱さではなかったこと。
そして、これまでの苦闘のすべてが、この聖域を創り、かつての私と同じように見えない鎧の中で孤独に震えるあなたのために、『松明を掲げ道を示す者』となるための、必然的な軌跡であったのだと。

この場所は、小手先のテクニックを学ぶ場ではありません。
あなたが安心してその重い鎧を脱ぎ捨て、本来の自分自身に還るための、安全な聖域(サンクチュアリ)です。


この「傷ついた癒し手」の約束


この「傷ついた癒し手(Wounded Healer)」
としての在り方こそが、
私にしかできない、
あなたへの最大の価値提供です。

もちろんこれは、「癒されていない人間が、他者を癒せる」という意味ではありません。
むしろ逆です。

心理学には「心的外傷後成長(Post-traumatic Growth)」と呼ばれる、深い心の傷が、人をより強く、賢く、そして優しく成長させるという、不思議なプロセスが存在します。

そのプロセスを、日本の伝統芸術である「金継ぎ」が、見事に描き出しています。割れてしまった陶器を、漆と金を使って継ぎ合わせ、元の器よりも美しく、価値あるものへと再生させる、あの美意識です。

傷跡は、闇雲に隠すのではなく、敬意をもって適切に手当てされることで、その人をより深い存在へと変容させるのです。

金継ぎ

そして、これこそが、私の身に起きたことのすべてです。

私自身の傷を、32年の瞑想(東洋の静寂の智慧)と14年のコーチング(西洋の論理の智慧)を通じて、意識的に見つめ、意味づけし、統合する。

その”意識的な実践プロセス”があったからこそ、私の傷は、もはや私を無意識に支配する弱点ではなく、あなたの道を照らすための、制御された「松明の炎」へと変わりました。

もちろん、今でも時折、あの重い鎧を着たくなる夜はあります。でも今は、その声に飲み込まれるのではなく、静かに耳を傾けられるようになりました。

さあ、あなたの旅を始めましょう

もう、独りで歩む必要はありません。
あなたの魂が安らぎを取り戻す旅路を、私が照らします。

この聖域には、静かに、しかし確かに強く在るための具体的な知恵と作法が用意されています。
さあ、あなたの手で、最初の扉を開けてください。

🏛️

【次の聖域へ】さあ、あなたの旅路にご一緒させてください

もし、この対話を終えて、あなたの心に何かが灯ったのなら、その小さな光を、どうか絶やさないでください。

ここから先の聖域では、あなたの旅路を支えるための「ガーディアンからの便り」をお届けします。それは、共に歩む同朋にだけ送られる、ささやかで、しかし誠実な招待状です。

  • 心を癒す体系的な知恵(メール講座)が完成した際、真っ先にご案内します。
  • ブログには書けない、ガーディアンからの『灯火の便り』をお届けします。
  • 将来、共に聖域を育む『同朋』を募る際の、特別なご招待をお約束します。

*ご登録いただいた個人情報は、プライバシーポリシーに基づき厳重に管理いたします。

もう、独りで歩む必要はありません。

あなたの新しい旅が、ここから始まります。

ふじもと ひさし
『聖域の守り人』

使命は、傷ついた癒し手(Wounded Healer)として、かつての私のように、見えない痛みを抱える人の足元を照らす『松明を掲げる者』となること。

50年以上のHSP当事者としての苦闘、32年に及ぶ瞑想の実践、そして14年間のプロコーチングの経験。これら全てが、繊細な魂が本来の輝きを取り戻すための聖域を護る、礎(いしずえ)となりました。
ここでは、完璧な専門家としてではなく、同じ道を歩む一人の同朋・仲間として、あなたと共にいます。

【守り人の素顔】
家族: 理解ある妻と東京在住
趣味: 旅、キャンプ、そして焚火を眺めること

タイトルとURLをコピーしました